夜勤明け
今日明日はお休み。帰宅後はごろ寝。夕方少しチャリで出て付近をポタリング。今日は蒸して最高気温が30度超え。やや温い外気だった。
明日は午前中に研修があるので朝勤務通りの出勤。雨が降らないといいけど。
さて、KKBOXの新規分はこれ。ハービー・ハンコックの"LITE ME UP" である。82年の作品だが、ジャズピアノの名手がブラコンサウンド(現在のR&Bとは異なり、ちとファンク色の強いディスコサウンド。ブラコンはブラック・コンテンポラリーの略)を全面にフィーチャーし、自信もヴォーカルを取った意欲作・・・だが、ファンからは
「何しとんじゃ!?」
と不評を買った。といってもこのアルバム、例によってメンツが凄い。キーボード・ヴォーカル・ヴォコーダーのハービーに加え、
ドラムス・・・ジェフ・ポーカロ
ベース・・・ルイス・ジョンソン(チョッパーで有名)
キーボード・・・デビッド・フォスター(ブレイク前のキーボーディスト)
ギター・・・スティーブ・ルカサー、ジェイ・グレイドン
と、西海岸オールスターズ。
そしてソングライティングがマイケルの「Rock with You」「Off the Wall」「Thriller」の作者であるロッド・テンパートンを起用。ルカサーの音と丸分かりのサウンドで始まる" Lite Me Up "はジェフのステディなリズムと時おり入るベキベキのチョッパーが楽しい。
また、"Paradise "という曲はゆったりとしたテンポに美しいメロディが乗り、夏のシーサイドが似合いそうな雰囲気のある曲。デビフォスらしい美しいピアノのバッキングが光る佳曲である。
もちろんハービーのシンセソロもいいが、バックトラックを聴くだけでも楽しいアルバム。KKBOX様様である。
- アーティスト: Herbie Hancock
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2015/06/23
- メディア: CD
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ダラス警察は静かに暮らしたい...。
先日報道された、ダラスで起こった警官銃撃事件。
この種の銃撃事件のエンディングとして一般的なのは、
「犯人は警官隊との銃撃戦の末射殺or自殺」
である。まあこういう重大且つ危険な相手にはやむを得ぬことであるが、今回のニュースでは
「犯人は警察の爆弾を持った遠隔操作ロボットにより爆殺...」
え、ちょい待ち。爆殺?どゆこと?
気になったのでググってみた。
すると警察は犯人との交渉(恐らく投降勧告)が決裂し、他への危害も考慮されたので、遠隔操作ロボットを使用して犯人爆弾で殺害したとのこと。で、警察が使用したのがこれである。
「...こりゃ、リアルシアーハートアタックじゃないすか。」
「となれば、ダラス警察には既にスタンド使いが実戦配備されていると(違う)」
ニュースで紹介されたのは、おそらくこれが初めてのこと。ここからは妄想。
軍事仕様なら、動作音を無音に近くすることは雑作もないこと。(真っ先に攻撃されるからねw。)で、対象に近づくと
「コッチヲ見ロォー」
「!?」
(爆発音)
この種のロボット、200台はあるとのこと。じゃあ、「バッドカンパニー」もあるな(おい)。もはや単独立て籠りという手段は無意味。いずれ起こるであろうIS相手には、ビットorファンネルタイプのそれが躊躇なく使用されることでしょう。参院選の陰で、こういうことも起こっているんですねえ。
今回の事件の陰の担当者(妄想)。
カラフル・シンセ・カレイドスコープ: Someday Somehow / Steve Porcaro
「以前発表されたものだろ。」
と思い、DLしてもそう真面目に聴いていなかったのだ。ところがネットでこれが氏のキャリア初のソロアルバムと知って驚き、改めて聴いてみるとまあ何と完成度の高いアルバム。
氏の作風は何とも雰囲気のあるコードに叙情的なメロディをメインに、最大の特徴である細かいシーケンスフレーズが散りばめられているところ。普通ならとっ散らかるところだが、フレーズを俯瞰的に見渡すことのできる「ヤダ・シート」と呼ぶもので巧みに整理しており、各フレーズが異なるシンセの音色で奏でられ、総合的に万華鏡(カレイドスコープ)のような空間的な音像を作り出している。
公式サイトのニュースによれば、83年以来書きためていたものの集大成で、時期的にももういいだろうということでリリースしたとのこと。配信曲目リストは以下の通り。
01. Ready Or Not
02. Loved by A Fool
03. Someday / Somehow
04. Swing Street
05. She's So Shy
06. Back To You
07. Face of A Girl
08. To No One
09. Make Up
10. She's the One
11. Night of Our Own
12. Painting by Numbers
13. More Than I Can Take
どれもミッドかよりゆったりしたテンポの落ち着いた曲で、夜に聴くのによい。使用機材は、以前紹介した教則ビデオでもヤマハ、ミニムーグ、オーバーハイム、イーミュと多岐に渡っていたが、現在のTOTOのライブフォトを見ると、ヤマハのフラッグシップMotifXFを使用しているようだ。内蔵音色が1000はあろうかという大容量ライブラリにエフェクトを加えれば、ドラムサウンドも生に遜色ないクオリティができるだろう。羨ましい。
個人的に聴き応えがあったのは、以下の曲。
04. Swing Street
聴いた瞬間に分かるマイケル・マクドナルド氏がヴォーカル。シンプルなリズムトラックに昔懐かしいギターのバッキングと、うっすらと覆う柔らかいパッドサウンドがアナログっぽくて好印象。中間のミュートトランペットのソロと、ラストのサビでのコーラスワークがまたいい。
05. She's So Shy
ジェイミー・キメットという女性がヴォーカル。ゆったりとしたテンポにたゆたうようなハスキーな声がよい。
中間でのソロは、オーバーハイムのようなソフトな音色が出色の良さ。聴きもの。
06. Back To You
この曲は、シンプルなイントロの8ビートを聴いただけで分かる、このタイトなスピード感溢れるグルーヴ。マスター・ジェフのプレイだ。それに絡む引き締まったベースはマイケル。そう、ポーカロ三兄弟の揃い踏みである。
時期的には80年代中盤、" Isoration "の頃だ。4小節ごとに入るジェフの細かいフィルインを聴くたびに
「これこれw。」
と嬉しくなる。中間もTOTOホーンっぽいアナログライクなシンセサウンドが心地よい。後半以降の細かいオルガンサウンドのレイヤーは氏の真骨頂。
07. Face of A Girl
ゆったりとした曲の中間部に流れるギターソロ。もうこの音色とフレーズ...わずか8小節だがルカサー師匠である。珍しくディレイの効いたサウンドはやはりいい。
11. NIght of Our Own
再びのマイケル・マクドナルド氏のヴォーカル。全編に流れるストリングスとアコギのアルペジオが細かい。今のシンセなら可能な音作りである。中間の盛り上がりはさすが!
他にも捨て曲なしのいいアルバム。時おり聴けるシンセソロパートの音色とフレージングはさすがの貫禄。細かいフレーズを積み重ねていく多層的な構造は、非常に参考になった。そうか、Motifなら出来るのか...30万だなorz。
KKBOXに追加!
苦行の3連戦を終え、月曜夜までの楽しい時間。夜はKKBOXの音源発掘に勤しむ。
ポールのベストを加え、「そろそろ...」と思って検索すると、見事ヒット!リック・スプリングフィールドの旧作ベストである。
- アーティスト: Rick Springfield
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2003/08/19
- メディア: CD
- 購入: 1人
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リックはオーストラリア出身の俳優。いわゆるイケメン俳優で、テレビシリーズで人気を博し、アイドルロックで更に人気爆発した。当時のサウンド傾向:
・派手なドラム
・ハードロックなギター
・シンセは風味付け
という分かりやすい若者向けのサウンドでブレイク。" Jessie's Girl "では全米チャートNo.1を何週にも渡って獲得し、当時「ベストヒットUSA」を見ていて
「またこれかよ!(怒)」
と憤慨したものだ。(ちなみに80年代中頃の話。)
KKBOXで久々に曲を聴きたいと思ったのだが、当時の音源は含まれておらず、寂しい思いを抱えていたのだ。それが今回解禁され、最も人気のあった頃の曲
" Souls "
" Human Touch "
" Don't Talk to Strangers "
" State of the Heart "
等が久々に聴けて大満足。
また、藤原さくら嬢の「SOUP」もDL。さくら嬢のスモーキーな声はなかなか良いのだが、「SOUP」と「好きよ好きよ好きよ」のウェスタン調のアコーステッィクアレンジが今一つ気に入らない。ググるとアレンジは福山さんとそのアレンジを手掛けるバンマスの井上鑑(あきら)氏。大昔はもっとオサレなアレンジをする方だったようだが...まあぶっちゃけアコーディオンとフィドルとバンジョーはイラネ。
だが文句を言うなら改善策を挙げないと、ただのブータレデブだと思っていると、意外なところに答えが。それはNHKEテレの音楽番組。その中でゲストアーチストが使用していた。
それはペダルスティール。
テレビではフェンダー社製だった。
ハワイアンで使うスライドギターの一種だが、独特のソフトな音色が実にゆったり感を出してよい。それに女性のアコギ、ドラム、ピアノにベースが何とムーンライダースの鈴木慶一氏で、実に渋くカッコよいベースを弾いている。プレイしたのはスタンダードの" You are my sunshine "だが、実にレイドバックしたムードが気持ちいい。そうか、これならさくら嬢にもピッタリだ。
MTVから普及した「アンプラグド」な曲調がどうにも好きになれなかったのは、こうした迫力が欠けてしまうところにあったのか。やはりアレンジの重要性は侮りがたい。うむ。
休日行動記録
結局どこにも行くことなく、部屋とセブンの往復のみという体たらく。明日からの3連戦に備えるのみであった。七夕祭りには行きたかったけど、まあしょうがないか。体調を整えてがんばろう。
そういえば3時半からのドラマで「デート」が再放送開始。今日が第3話だった。昨日偶然気付いて喜んで視聴。古沢良太脚本はやっぱり面白い。連日観られないのは残念だが、まあ来週もチャンスはある。
ところでDVDを見ようと思っても、近くにレンタルビデオ屋がない。車がないと行けない場所だ。去年の映画で興味のあるものはあるが、こればっかりは...閉塞状態の生活だ。あと2週間はこの生活に耐えなければ。