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映画:TNGパトレイバー 首都決戦 レビュー

 評価:★★★

 ざっくり言うと、「パトレイバー2 実写版」だった。アニメは劇場で鑑賞し、ビデオでも数回見た。前半部分のレインボーブリッジ爆撃のくだりとその捜査のくだりはゾクゾクした。クライマックスがいささか迫力不足だった嫌いはあったが、個人的には傑作アニメの1つだった。

 映画はそのクーデター未遂事件の20数年後、首謀者の柘植のシンパによる空自の機密ヘリ、”グレイゴースト”の奪取とそれを使用した首都主要部の攻撃計画を内偵する警視庁外事三課の高島礼子演じるクールな警部補が、後藤さんの後輩となる後藤田さんとの「パト2」を彷彿とさせるやり取りが面白い。首都高下の運河を行くあのシーンの実写版も出てきて、非常に懐かしかった。

 熱光学迷彩による不可視化の特殊能力を利用した攻撃の映像は迫力があった。興味深かったのは銃器を持ったアクションシーン。通常の映画とは異なり、より軍事的になっていたのが面白い。首謀者を捕らえた後の尋問シーンでの高島さんの冷酷さは際立って面白かった。

「・・・次は二人撃ちます。」

 サイコーW。

 ヘリのパイロットである灰原役の女性はなかなかユニークなキャラだった。特車二課のカーシャさんもよかった。続編はありそうだったが、もっと予算が欲しかった。

 南雲さんの登場と声は良かった。榊原さんの声は相変わらず素敵である。近いうちにアニメ版をもう一度見てみよう。