"Larry Carlton & Lee Ritenour - Crosstown Kids (live, 1995)"


Larry Carlton & Lee Ritenour - Crosstown Kids (live, 1995) - YouTube

  95年のアルバム「Larry and Lee」のオープニングチューン、「Crosstown Kids」のライブ映像。

 フュージョンギタリストの双璧、ラリー・カールトンリー・リトナーのまさかの共同アルバム。実際はリトナーがトラックを作成し、カールトンがソロを被せるパターンだったらしいが、ライブは同じステージに立っている。夢のステージステージだ。

  ラリーはゴールドトップのレスポール、リトナーはトレードマークのES-335を持って登場。ラリーはフロントピックアップでも音がこもらないなめらかなディストーションサウンド。これはチョー高いアンプ(100万以上!)、ハワード・ダンブルのおかげもあるのだろう。一方リトナーは中低域のややこもったマイルドなセミアコサウンド。

  両者のプレイも良い。リトナーはテーマを中心としたオーソドックスなプレイだが(まあホスト役だし)、ラリーはソロの出だしを間違えたっぽいが(笑ってるし)、ブルージーで抑制の効いた(=ことさら弾きまくらない)流麗なソロを展開していて、大人である。バックメンバーのプレイも堅実で良い。何度も再生しているお気に入りのナンバーだ。

  こういうのは落ち着いて聴ける。