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有終の美? : プレミア12 準々決勝 vsベネズエラ 9ー3

  WBCと同等の価値を持つ(という触れ込みの)世界ランキングトップ12ヵ国で競われる国際大会「プレミア12」。日本代表侍ジャパンは予選ラウンドを全勝して決勝トーナメントに進出、初戦の準々決勝でプエルトリコと対戦した。かの国は前回のWBC で敗れ、3連覇の夢を断たれた因縁の相手である。

    ジャパンの先発はエースのマエケン(前田健太:広島)。大会直前の親善試合でも9人に8三振と見事なピッチングだったが、この試合でも実に素晴らしい投球を披露。アウトローにズバッと決まる150kmストレートは美しすぎる。当然7回を完璧に抑えて完封である。

  打線も順調に加点し、8回終了時で9ー0と安心のリード。最終回に3ランを打たれたものの、余裕の勝利で準決勝進出。相手はキューバを破って上がってきた韓国である。大事なところでかの国がしゃしゃり出てくるのはいつものことだ。東京ドームでの先発は日本最速のパリーグ3冠投手大谷。彼なら抑えてくれるだろう。予選ラウンドを5ー0で一蹴したように、木曜日も快勝してもらいたい。

  ところでマエケンは今後FAでメジャー挑戦の噂がある。球場に居並ぶメジャーのスカウト連に、日本最高の投手の実力を見せつけたことで、勢いが増すことだろう。

  くしくもこの快投が、マエケン最後の日本球界でのピッチングだとすれば、一抹の寂しさがある。