お前らなど、Sで十分 ー クラブW杯準決勝2 バルセロナvs 広州 3ー0

 ネイマールはおろか、メッシも欠場しスタジアムを埋めた観衆は失望するかと思いや・・・

 そんなことはなかったぜ!


 一人残ったS=スアレスが金満球団を食い散らかした。広州相手にハットトリックをやらかし、一人気を吐いたのだった。中でも二点目は後ろからのパスにラインを破って走り込み、身体を捻ってのボレーシュートとその能力を余すところなく披露したワールドクラスのもの。美しすぎる。

 ボール支配率もいつも通り70%とバルサの攻撃練習状態。カネにあかせて集めたフォワードも、ボールが来なければ能力の発揮しようもない、ざんね~ん!

 とまれ、スアレスは凄かったが、本当に恐ろしかったのはDFラインなどいないかのようにピンポイントを貫くロン✳ヌスの槍(*)のような恐ろしい精度のパスを通した遠藤や俊輔の上位互換プレイヤーだ。それはバルサの、そして少し前の無敵艦隊スペイン代表の司令塔、イニエスタである。パスに加えて寒気すら感じるミドルシュートも放っている。南米トップ3のフォワードに加え、あんな凄いパスサーバーがいるチームを相手にするチームには同情を禁じ得ない。ご愁傷様である。

 日曜日はアルゼンチンのリバープレートと決勝戦。MSNの揃い踏み、見たいなあ。

 さ、あと2日。