ロープ・ア・ドープって知らないなw ーU23アジア選手権決勝 vs韓国 3ー2

 ちらっと見たら1ー0、また見たら2ー0・・・。

 ダメだこりゃ、終了終了。

 その20分後、


 3ー2だとぉ!? 何があった!?


 いつのまにやら大逆転。そのまま焦ってテンパる韓国を冷静にあしらいつつ試合終了。アジア王者である。

 どうやら2発くらって目が覚めたらしくw(監督曰く、ムカついたらしい。)、サンフレッチェのハイパーサブ浅野を投入し、少年からの同僚永野、和製メッシの10番中島とのホットラインで抜け出しからの流し込み2発、永野はクロスからの高速ヘッドの3連発で試合をひっくり返したのだ。

「日本とやるときは自動的に120%になる。」

 あちらのインタビューでメンバーがコメントしていた。

 どうも開始から120%でブッ飛ばしたらしいが、後半半ばでスタミナが切れ、逆転を食らったらしい。

 さて、伝説のヘビー級ボクサーモハメド・アリは、あるハードパンチャーとの試合で防戦一方となり、ロープを背に打たれまくった。しかし相手が疲れたところで大逆転。わざと打たせてスタミナを消費させていたのだ。この戦略は後に

「ロープ・ア・ドープ」

 と呼ばれ、アリの伝説となった。40年ほど前の話だ。

 U23代表は、これを韓国相手にやったのだ。お見事!

 さあリオだ。世界を驚かせてくれ。