本番は次戦:18W杯ロシア二次予選 vsアフガニスタン 5ー0

 ホームさいたまで行われた今年初の代表戦。日本は10年W杯以来続いていた1トップからザキオカ、金崎の2トップにチェンジ、本田・香川を温存して臨んだ。アフガニスタンは前のアウェーで6-0とボコったので実力差は明らか。テストとしては好条件である。

 試合はディフェンシブな相手に少々手こずったが、前半終了前にレスター(プレミア)で活躍する岡崎が、DFに挟まれボールを受けながらも、切り返し+相手の股抜き+シュートなどというオシャレな3連コンボを決め先制。

スアレスバルサMSNの一人)かよw。」

 というネットの評価。あの足元のおぼつかなかったザキオカがこんなテクニカルなゴールを決めるとは...素晴らしい。

 これでタガが外れたのか、後半は立て続けに4点を奪い、終わってみれば5-0の圧勝。清武もマーヤも新選出の金崎も決めて安心の一戦だった。シンちゃんは後半出場したが目立たず。まあ馴らしと思おう。

 あとはグループ最終戦で、勝ち点1点差で2位に追いすがるシリアを叩いて秋に行われる最終予選に進出するだけだ。本田も休養十分でやってくれるだろう。頼むよ。

 そういえば20世紀最高のフットボーラーの一人「空飛ぶオランダ人ーFlying Dutchmanー」ことヨハン・クライフ氏が死去。70年代のヒーローで、「クライフ・ターン」(*)という華麗な個人技をものし、バロンドールを3度獲得した名選手だが、個人技オンリーから離脱した「トータル・フットボール」を導入。

「ボールを走らせろ。ボールは疲れない。」

 という名言であの最強になる前のバルサの監督も務めた人である。サッカーに組織的攻撃概念というパラダイム・シフトを持ち込んだ改革者である。肺癌で闘病中だったとのこと。合掌。