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折り返し&スピンオフ佳作「アイアムアヒーロー はじまりの日」

 シリーズ折り返し。

 新しい業務研修3日目だが、なかなか慣れない。作業自体は難しいものではないが、ポンコツゆえにパニくるのがいけないようだ。まあ落ち着けということか。気長にいこう。

●SPドラマ「アイアムアヒーロー はじまりの日」レビュー(ネタバレ)

 評価:★★★☆

 本編の映画レビューも書いてないのに順序が逆だが、dTVという配信サービスで公開しているのをようつべで見た。約60分のドラマを5つに分割したものだ。

 これは本編のヒロインの一人、元看護師の藪(本名は小田。長澤まさみが演じる。)を主人公としたもの。ZQN(ゾキュン。いわゆるゾンビ)が世の中に拡散していく過程を複数のシチュエーションで描いたものだ。そのシチュエーションは

・藪が勤務していた総合病院。(取材者のカメラ視点)
・ある自動車のドライブレコーダー
・あるエレベーター内の監視映像。
・ある盗撮者(おいw)の盗撮映像。
・ニュース番組の現場映像。
・あるローカルCSの番組。(取材のディレクター視点)

 等々である。メインは病院の取材カメラだ。深夜に交通事故による急患が運び込まれたが、処置室のカメラ映像で、スタッフが背を向けているときにベッドの患者がむっくりと起き上がり...というもの。

 藪は担当の子供の患者の相手をするうちに、院内で拡散していくZQNの脅威を目にする。子供を守る藪だが、ZQNに対応するうちに離れ離れになる。最初入り込んだZQNは次第にその数を増し、ついには隔離していた病棟も何者かがセキュリティを解除し、院内はZQNだらけになる。セキュリティを解除したのは、藪の同僚の医師だった。ZQNに噛まれた同僚医師は、

「僕は感染しても発症しない方法を発見した!ウイルスを克服したんだ!」

 と言い放って窓からアイキャンフライ(いささか古いかw)。子供と再会した藪だったが、子供は...そして藪は病院から脱出。その後彼女は富士山麓のアウトレットモールに身を寄せ、主人公と出会うこととなる。

 とまあ救いのない話だが、目を引いたのはあるCS番組である。

「バスが~大好き~、発車オーラーイ♥」

 何だこの超絶美少女(@あまちゃん橋本愛もどきはwwww。即合格!

 というバスドル田川エリスが路線バスの旅ロケで乗り込むのだが、可哀想にバスの乗客に感染者がいて、ロケ中のエリスちゃんに難癖をつけ、運転者に降ろされた。てっきり噛みつかれると思ったのに...と思ったらいきなり黙って座っていた女性の乗客がガブーーーー!乗客は降りていずこかへ去る。

 走り出したバスだが、降りるはずのバス停をスルー。おかしいと思って運転席に行くと、ドライバーがww。運転席を出て車内を歩き出す。こらよせオッサン。案の定バスはガッシャーン!ほうほうの体で逃げ出すエリスちゃんと女性スタッフとディレクター。森に逃げ込み、しばしはぐれた二人を見つけたディレクター。

 え り す は か め ら に せ を む け て た っ て い た !

 もうお分かりだろう。エリスの足元には、目を見開いて仰向けに倒れている女性スタッフが。

「ウガァー!」
「ギニャー!」

 この娘だけは無事でいてほしかった...orz。で、いつ噛まれたんだろ?

 そういうわけで世界はあちこちで崩壊。恐怖のZQNウイルス(なのかは作品中明確ではないが)は、とある三十路過ぎた女性、名を黒川徹子、にその後どういう経緯か感染し、その同棲相手であるうだつのあがらない35歳のイケテないオッサン鈴木英雄を恐怖のどん底に突き落とすのである。おしまい。

 ちなみに田川エリスを演じた橋本愛もどきは山崎紘菜(ひろな)。東宝シンデレラオーディション特別賞受賞の22歳だ。チェックしとこ。

 この頃のちっとも怖くないものよりは面白かった。じわじわと拡散していく恐怖がよい。この監督はこのての映画をよく撮る人のようだ。これもチェックしとこ。