面白いのに...「ラブソング」
前作「いつかこの恋を(以下略)」が月9史上最低の視聴率をマークしたというのに、昨日放送の「ラブソング」が6%台と最低を更新し、平均視聴率が月9ワーストになっている。
なんでや!? 面白いじゃん!
夜勤の送迎バスギリギリまで粘って見て、FOD(フジテレビ・オン・デマンド)で二回目も見ているというのに何ということだ。ドラマのストーリーは四十男と二十歳そこそこの歳の差カップルで無理があるとはいえ、ヒロインに抜擢された藤原さくらは回を追うごとに役にハマり、魅力もアップしつつある。次回予告では髪型もチェンジして実にイイ感じだ。
また、元楽器弾きの興味をかきたてるイクイップメントも面白い。
元ミュージシャンというだけあって、福山さんは毎回達者なギターを聴かせてくれる。本編上の相棒であるギブソンJ-45(エレアコ仕様に改造)は実にいい音で、さくらとの初ライブでの音は実に豊かでよかった。直接プラグインであれだけいい音なら、ピックアップに何を使用しているのか知りたい。
今回はデモテープ製作ということで、友人のお医者さんから機材を借り、福山さんのアパートに持ち込んでいたが、ギターはメインのアコースティックにこれもES-335らしきセミアコにジャズベースタイプのベース、キーボードはド定番のDX-7(初期型!)にBOSSらしき小型ドラムマシン(Dr.リズム?)。そして小型ミキサーにコンピューターで統括するシーケンスソフト、何だろうと思っていたら画面に映ったのは
「PRO TOOLS」
言わずと知れたプロ御用達のものである。さすがお医者さん、リッチだねえ。マイクは知らなかったが、恐らく高そうなものであった。
それらの機材を駆使して出来上がった曲「好きよ好きよ好きよ」は藤原嬢の声質にマッチしたエモーショナルな曲で、福山氏の手による曲である。実はこの曲は20年前に福山さんがかつての相方と作った曲とメロディが同じで、このことが次回のネタとなる...という引きもあるのだが。ああ残念、面白いのに。
まあ、次回は勤務時間の都合でライブ視聴はかなわないが、FODによる見逃し視聴が無料でオッケーというのは実に有り難い。ドラマ自体はともかく、藤原嬢の良さについては徐々に知れわたりつるあるので、何とか上昇基調に転じてもらいたいものだ。頑張ってね。
フジテレビ系ドラマ月9「ラヴソング」オリジナルサウンドトラック
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