注目の新作


注目作の予告である。


『シン・ゴジラ』予告 - YouTube


 昨年の衝撃の製作発表以降、期待の高まっていた『シン・ゴジラ』の予告が公開されている。

 オリジナルの咆哮から始まり、エヴァでお馴染みの鷺巣氏の悲壮感溢れるクワイヤーに乗って、100m超というゴジラ映画史上最大の大きさを誇るゴジラが街を練り歩く。印象的なのは別の生き物のごとく怪しく空中をうねる長い尻尾だ。住宅街の上空をゆっくりと通過していく映像は得体の知れないものが日常に現出した違和感と恐怖を掻き立てるものだ。

 エヴァの第1話を彷彿とさせる自衛隊(「戦略」が付かないのが残念w)の映像も、列をなす戦闘ヘリや戦車群、サードパーソン視点からの射撃映像など、樋口さんならではの画造りが面白い。

 足元の集中砲火をものともせずこちらに向かうゴジラ、次の瞬間両目が一瞬光ると...いかん、使徒になってしまう。ただ、個人的に興味があるのが、ゴジラのメイン武器である「放射能ブレス」の表現だ。まさか目が光ることはあるまいが、巨神兵よろしく口からプロトンビームを掃射、次に一斉爆発という表現なのだろうか?う~ん、「第5の使徒」(@ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序)っぽいなあ。戦闘機やヘリもこうやって蒸発させるのかな?

(ちなみにこのイメージは、あの古典的名作「風の谷のナウシカ」から来ている。王蟲の集団を薙ぎ払ったあのビーム&爆発はスゴく衝撃的で、後に作画担当が庵野秀明ということを知ったのが氏を知るきっかけとなった。)

 まあ、近日中に映画でも見に行ってみよう。