あまねく場所に雨は降る...。
小4の頃、母が病気になり、約半年ほど自宅で寝て療養していた。かかりつけのお医者は隣の内科医だったが、そのお医者さんが言った病名は
「くもまっか出血」
だった。今なら分かるが、当時小4のガキだった私には理解ができず、とりあえず寝ている母がいることで家庭の雰囲気が実にイヤだったことを覚えている。
結局その十数年後、母はその病気で亡くなることになったのだが、いるのが当たり前の存在が突然いなくなってしまうことは、その驚きと喪失の恐怖のストレスの大きさは、並みのメンタルでは対応できない。
今日の午後会見のあった、梨園の名門の奥様を襲った病に関するご主人の会見に、その思いを強くした。二人の子宝に恵まれ、何一つ不自由のない生活を送っていながら、どうして...?世の無情と神の不在を痛感する。せめて現代医学の進歩と、対症療法の向上を願ってやまない。とっても前向きに立ち向かっている彼女の回復を心から祈りたい。
ファイト麻央さん、ここが踏ん張りどころだ。
明日から2.5連休。ゆっくりしよう。
- 作者: 西田幸樹
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