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苦行の3連戦を終え、月曜夜までの楽しい時間。夜はKKBOXの音源発掘に勤しむ。
ポールのベストを加え、「そろそろ...」と思って検索すると、見事ヒット!リック・スプリングフィールドの旧作ベストである。
- アーティスト: Rick Springfield
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2003/08/19
- メディア: CD
- 購入: 1人
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リックはオーストラリア出身の俳優。いわゆるイケメン俳優で、テレビシリーズで人気を博し、アイドルロックで更に人気爆発した。当時のサウンド傾向:
・派手なドラム
・ハードロックなギター
・シンセは風味付け
という分かりやすい若者向けのサウンドでブレイク。" Jessie's Girl "では全米チャートNo.1を何週にも渡って獲得し、当時「ベストヒットUSA」を見ていて
「またこれかよ!(怒)」
と憤慨したものだ。(ちなみに80年代中頃の話。)
KKBOXで久々に曲を聴きたいと思ったのだが、当時の音源は含まれておらず、寂しい思いを抱えていたのだ。それが今回解禁され、最も人気のあった頃の曲
" Souls "
" Human Touch "
" Don't Talk to Strangers "
" State of the Heart "
等が久々に聴けて大満足。
また、藤原さくら嬢の「SOUP」もDL。さくら嬢のスモーキーな声はなかなか良いのだが、「SOUP」と「好きよ好きよ好きよ」のウェスタン調のアコーステッィクアレンジが今一つ気に入らない。ググるとアレンジは福山さんとそのアレンジを手掛けるバンマスの井上鑑(あきら)氏。大昔はもっとオサレなアレンジをする方だったようだが...まあぶっちゃけアコーディオンとフィドルとバンジョーはイラネ。
だが文句を言うなら改善策を挙げないと、ただのブータレデブだと思っていると、意外なところに答えが。それはNHKEテレの音楽番組。その中でゲストアーチストが使用していた。
それはペダルスティール。
テレビではフェンダー社製だった。
ハワイアンで使うスライドギターの一種だが、独特のソフトな音色が実にゆったり感を出してよい。それに女性のアコギ、ドラム、ピアノにベースが何とムーンライダースの鈴木慶一氏で、実に渋くカッコよいベースを弾いている。プレイしたのはスタンダードの" You are my sunshine "だが、実にレイドバックしたムードが気持ちいい。そうか、これならさくら嬢にもピッタリだ。
MTVから普及した「アンプラグド」な曲調がどうにも好きになれなかったのは、こうした迫力が欠けてしまうところにあったのか。やはりアレンジの重要性は侮りがたい。うむ。