興奮再び:ビートルズのライブアルバム再発 

 ネット巡回中に発見。

 ビートルズのアルバムを集め始めた中学校の頃、発売されたのが

  " The Beatles LIve at the Hollywood Bowl "

である。当時オリジナルのカタログにライブアルバムはなく("Let It Be "のライブテイクは除く)、本人はライブ演奏を聴きたがっていたので、格好の購買アイテムとなり、発売日にゲットした。ライナーノートには

「音源のマスター(3トラック?)テープを磨いて、音質を追求した。」

 とあり、期待は増す。レコードに針を落とすと、悲鳴のような金切り声に、MCの

 "And now.  Here they are.  The Beatles! "

 のアナウンスの後、" Twist and Shout "のイントロが。歓声は爆発。40分のライブが始まった。

 大幅な変革を遂げる中期以前のライブで、セットリストは初期のロックンロールナンバーが中心だが、若いポールの超ハイトーンヴォーカルが凄い"I'm Down "等、若さ溢れるパフォーマンスが楽しめる。

 このアルバムがリマスター&デジタル処理を施されて再発売される。プロデュースは「5人目のビートル」こと故ジョージ・マーティン卿の息子ジャイルズだ。マスターが完全ステレオではないが、そこは最新のデジタル技術でより聴きやすいサウンドになっていることだろう。

 以前のエントリにも書いたが、当時のPAは本人逹のアンプ出力(30W)しかなく、あの悲鳴の中では円王だけを拾うのは困難だろう。40年近くを経た技術の進歩具合も興味がある。

 1度は観てみたかったなあ。

At The Hollywood Bowl

At The Hollywood Bowl

 これこれ。 おお、発売は77年かあ。凄い昔だ。